2014.06.10 (Tue)
豊郷日帰り弾丸ツアー

我ながら馬鹿なことをしたな、と。
--- 2014年05月25日 豊郷小学校旧校舎群
【More・・・】

---5月24日。
その日はアキバでのドルパアフター参戦を終え、修理の終わったレンズを回収しに新宿を経由し、地元で会社のバーベキューに参加していた。

馴染みの肉屋で調達した具材を串に刺し、よくこうして焼いて家族に振舞っているらしい。
確かに焼き方も手馴れてたし、とても美味しかった。
だがこの数時間後には西へと旅立つので、頭の半分は「仮眠取れるのかなぁ」と気が気ではなかった。
距離にして1,000km弱を日帰りで。
検証『豊郷は日帰り圏内か?』
長い旅の始まりである。
---5月25日 00:45
数時間の仮眠を取り、今回の旅の道連れである後輩君を助手席に招き入れ、最寄りの桶川北本インター(01:28)より圏央道へ。
「そういえば艦これの演習忘れてた…」ということで、飲み物などの補充を兼ねて狭山PAでパパッと片付け、高尾山インターを02:39に通過。
なお狭山PAを出てすぐに、助手席の後輩君は昇天済。
圏央道から中央道のルートで西を目指してもよかったのですが、せっかく深夜帯に走るのだから、
行きくらいは峠道を楽しみたいじゃないですか?ということで、御殿場まで道志道を堪能することに。
峠道入口のセブンイレブンで珈琲でも調達しようかなと思っていたのですが、
走り屋っぽい人達が集まっているし、同業者と勘違いされても困るので中止。
まぁ道志道終点のローソンでいいだろう、ついでに三国峠方面で夜の富士山と山中湖を拝むんだ!と考えていたのですが、
山中湖村に入った途端、濃い霧に行く手を阻まれます。
さすがにこの状況では三国峠も走りにくいので、無難に箱根裏街道ルートで御殿場インター(04:08)へ。
すでに走り出して2時間。
最初の休憩は毎度お馴染み駿河湾沼津SAで…と思っていたものの、あと100km走れば新東名最後のSAである浜松まで行けるのかと気付き、
5時半ならフードコートで何か食べれるだろうと期待を胸に延長戦。
計算通り、05:30に浜松SAに到着。
朝食目当てだったので放置するわけにもいかず、助手席の御神体を叩き起こす。
もう浜松だよと伝えた感想は、「…何処ですかそれ」でした。
でまぁ肝心の朝食ですが、ラーメン屋しか営業してなかったのでコンビニ飯です、泣きたい。
30分ほど浜松SAで過ごし再出発。
3時間は寝たはずなのに、後輩君は数分後また昇天。
いやはや、ホントこの人よく寝るわ…。
そのまま1時間半ほど走り続け、目的地手前なので寄る必要はなかったものの、ちょっと早く着きそうだったので養老SA(07:30)へ寄り道。
伊勢湾岸道が出来てからは、こっちは来なくなっちゃったなぁとか思いつつ小休止。
湖東三山スマートインター(08:21)から下道へ。

後輩君を乗せてからちょうど7時間、08:38に久々のマイカー豊郷訪問を達成。
結局助手席の御神体は、6時間弱寝てました。
開校前(駐車場は開門されてましたが)なので誰も居ないということで、今のうちに記念写真。
こんなことをしてるうちに、地元滋賀県民である2人が合流。
とりあえず中に入りますかと、カメラだけ持ってゾロゾロと。

久々なので今はどうなってるのかなーと、まずは3階の部室へ。

相変わらず訪問者用の寄せ書きとして活用されている黒板。
正直なところ、卒業がひとつの節目となり、続きはもう期待出来ない作品なので、放送時ほどの盛り上がりはないんだろうなと勝手に思っていたのですが、
未だに聖地として地元からもファンからも愛されているのを肌で感じられました。
実を言うと『けいおん!』という作品がなかったら、私は今の生活をしているかは怪しかったと思います。
ドール化されるということで興味を持ち、仲間にも恵まれ、今では生活が一変してこんなことに。
そういった意味では、今でもこうして廃れることのない聖地の存在は、とても嬉しかったのです。

しかしニュージャージー州からって…海外のファンにも、すごい人がいるんだなぁ…。

豊郷名物、木製の廊下。

出発前に「そういえばせっかくランドセルあるんだから、学校ってシチュエーションは活かさないと…」と思い、急遽連行してきた我が家の幼女。
年齢不詳ですが、たぶん小学生なんです、きっと。

豊郷名物、兎と亀の階段。
過去に何度か訪れてはいるのですが、よくよく思い返してみれば、その時のカメラはまだKissX2…。
もちろん看板娘なんていません。
じゃあ豊郷だとすぐわかる階段で、何か撮れればなということでこうなりました。
バタバタと駆け降りるイメージだったのですが、うーん難しい…。

お腹も空いたので食堂へ。
混んでて食事なんてしたことなかったのですが、この日は特に人も少なかったらしく、なんと限定3個の『幻のゴールデンチョコパン』が注文できてしまいました、やったね!
というか、ちゃんと劇中通りの限定数ってのが憎い演出です。

食券を渡して、しばらく待機。

その間に、食堂の中を見学。
聖地ではお馴染みの痛絵馬。

かわういポスター。

かわゆいポスター。

中野屋…いや、それは中の人のネタだってばよ。

寄贈きゅんキャラ。

そしてお待たせしました、こちらが幻のゴールデンチョコパン…!
長い、長すぎる。
わかりやすく説明すると、雨に濡れた傘を入れる袋で梱包されたツイストパンにチョコがたっぷりコーティングされていて、
半分にカットされた隙間に「これでもか!」とチョコレートクリームを注入されたパン、それがこの幻のゴールデンチョコパンです。
もぐもぐ食べ続けましたが、かなりボリュームあります。
ぶっちゃけこれだけで満腹、襲いかかる睡魔との戦いが始まるくらいに満腹です。
腹も満たし、灼熱の屋外を歩いていたらさすがに眠くなり、涼しい講堂で少し仮眠。
15分くらいして起きたら、なんか人形が増えてるんです。
それも見たことのない…。

「あ、はじめまして。○○です」と矢継ぎ早に名刺を頂戴し、閉館前にはこんなことに。
着ぐるみやコスプレも見かけましたし、学校ってシチュエーションで気軽に撮れるということもあり、撮影のメッカとしても人気なんだなぁと改めて痛感。

ブログ等々見ていただいてる方々だと話しているうちに判明し、これは下手な更新では終わらせられないぞ…ということで、
寝てる場合じゃない!と階段リベンジ。
ツアー(ヴォーリズ建築ということで、建物としても一般の方から人気だったりします)中の方々に、
「面白いことしてますねー」とか、「ここが舞台の作品の再現をしてるんですか?」とか、質問攻めされたり、
「いつもどう撮ってるのか気になってたんですけど、実際見るととんでもないことになってるんですね…」と、
先ほど名刺を頂戴した方々が見学に現れたり、いやそれますますプレッシャーだから!と談話しながらの一枚がコチラ。
トリックアートっぽくはなってますが、跳躍感って難しい。

集合写真のあと車でも一緒に撮りませんか?と誘われまして、個人的に日本の誇る名車だと崇拝してるFDとツーショット。
なんだか湾岸ミッドナイトの対戦みたいだなぁと思っていたら、通じる人がいて安堵。
というか、あまりにも強烈な個性で輝いてる車の隣では、フロントアンダースポイラーを黒くした程度では地味に見えてきます(笑

聖地を離脱して、近くのイタリアンなお店で夕飯。

こちら、後輩君の頼んだ料理。

自分はガッツリいったら帰りがツラいので控えめに。
ツナカレーのグラタンです、美味しかったのでまた食べたい!

落ち着いた店内で楽しく談話しながらご馳走様、いいお店でした。
帰りは湖東三山スマートインター(19:39)から桶川北本インター(翌01:28)まで、中央道ルートで真っ直ぐ直帰。
湖東三山のお隣り、多賀SAに都合良く入浴施設があったので、そこで体力を回復してから帰路へ。
「風呂入ったから、眠気もスッキリっすよ!今度は起きてられそう!」とかテンションの高かった助手席の後輩君は、
一宮JCT(約1時間後)には「限界っす、寝ます…」と、あっという間にノックアウト。
結局高速降りるまで死んでましたとさ。
自分はというと、さすがに数時間の仮眠程度では厳しかったので、恵那峡SAと藤野PAで15分ずつ仮眠。
入浴と珈琲調達の多賀SA・双葉SAのピットストップと合わせて、合計4回の停止。
ちゃんと前日6時間以上寝ていれば、半分の休憩でなんとかなったのではないかなーと。
まぁ無理をしても意味ないので、無事帰る事を優先しました。

というわけで結論、日帰り豊郷はオススメ出来ません、でした。
楽しいんですけど、正直1泊してゆっくり楽しみたいです…(笑
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>>げるさん
日帰りってだけでも驚きの距離なのに、乗り物がこちらより明らかにキツそうなんですけど!(笑
行ってしまえば帰らなくてはならないので、クタクタになることは覚悟の上で、今しかないと勢いで実行してみました。
階段の写真は、まっすぐ伸びてる方の足にスタンドが隠れてるだけで、スカートの裾に引っかけたり、三脚に固定して斜めに傾けたり、ちょっとイレギュラーな使い方をしてるのは確かですが、無茶はしてませんよー。
日帰りってだけでも驚きの距離なのに、乗り物がこちらより明らかにキツそうなんですけど!(笑
行ってしまえば帰らなくてはならないので、クタクタになることは覚悟の上で、今しかないと勢いで実行してみました。
階段の写真は、まっすぐ伸びてる方の足にスタンドが隠れてるだけで、スカートの裾に引っかけたり、三脚に固定して斜めに傾けたり、ちょっとイレギュラーな使い方をしてるのは確かですが、無茶はしてませんよー。
のわーる |
2014年06月13日(金) 00:46 | URL |
【コメント編集】
豊郷おつかれさまでした。
ナマのわーるさんにお会いできて(笑)
お疲れのところ再度撮影を煽っちゃって申し訳なかったですが
いろいろと勉強になりました。
素敵なロケでの撮影更新たのしみにしてます
おつかれさまでした~
ナマのわーるさんにお会いできて(笑)
お疲れのところ再度撮影を煽っちゃって申し訳なかったですが
いろいろと勉強になりました。
素敵なロケでの撮影更新たのしみにしてます
おつかれさまでした~
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自分も、横浜の自宅から、伊勢神宮日帰り初詣とか、
日帰り鳥海山とか、それも250ccのバイクでした
ことがあります。ほとんど洒落でwww
まだドールをお迎えする前だったので、ただ走る
だけでしたが、日帰り1,000kmって、クッタクタ
ですよね。
しかも、その中でしっかりクオリティの高い撮影を
してきておいでなのが凄いです(°▽°)
階段でのお写真の躍動感、ほんと、どうやって撮って
るんだろう?