2012.09.27 (Thu)
単焦点に魅了され…

レンズ買った翌週、まさかまた増えることになるとは…。
--- EF35mm F2
【More・・・】

先日の撮影会で勧められたこの『CANON EF35mm F2』ですが、そのあまりの使いやすさに勢いに任せて買ってしまいました。
今回はその使い勝手というか、個人的な感想をちょこちょこと。

このレンズ最大のメリットは、『目に見えている光景をそのまま切り取れる』ことにあるかと。
もちろんそのまま撮っただけだとあまり面白くはないかもしれませんが、「あ、ここから撮るとキレイだな」とか、
そういったシーンでは特に構えることなくシャッターを切るだけでこんな感じに。
APS-C換算(CANONは1.6倍)で56mmなので、標準画角の50mmに近いため、こういった運用になるのかなと。


正直、CANONのEF40mm F2.8 STM(上)かSIGMAの30mm F1.4 EX DC HSM(下)かで迷っていました。
40mmの方は新品でも2万円未満で手を出しやすく、新しいだけあって使いやすさも上々。
ただ50mmのレンズを持ってるのであまり差は感じられないことと、F2.8と単焦点にしては控えめなF値が気になり保留。
それならSIGMAの方ならどうだろうか?と店頭で試してみたのですが、余裕のF値に換算48mmと理想の数値ではあるものの、
思ったより寄れず、ドールを撮るにはちょっと辛いかなといった印象でした。
ボケ味は好みだっただけに、もっと寄れればなぁ…と。
それなら35mmはどうなのだろうか?と思ったところに、撮影会でまさにそのレンズを借りることが出来、あぁこれだ!となった次第であります。


目に見えているものがそのまま撮れるというのは、こういった食事の時なんかには特に活きてきます。
F値も2.0からなので、暗い室内でも手持ちでOK。
しかも結構寄れます。
感覚的にはホット用ペットボトル1本分の距離があれば、ピントは難なく合います。
レンズそのものも小さく軽いので、片手で簡単に撮影可能。


絞れば単焦点らしいビシッと引き締まった雰囲気に。
さすがに夜はオートフォーカスがジコジコうるさいですが、そこは古くて安いレンズなのでご愛嬌。

唯一残念だなと思うのは、ピントリングがすごく回しにくいということ。
先日導入したEF85mm F1.8 USMは、そこらへんの作りもしっかりしていたのですが、
こちらは触った感じEF50mm F1.8に近いものがあります。
でもまぁボケは自分好みなので、それくらいは気にせず使い倒す勢いで。


広角のように迫力があるわけでもなく、望遠のようにいい意味でスケール感を感じさせない写真が撮れるわけでもなく、
ただただ目に見えてるアタリマエの写真にしかなりませんが、だからこそ難しくて面白い、そんなレンズだと思います。
常にカメラに付けたままにし、お散歩レンズとしてはこれ以上ない1本かと。
EF85mm F1.8 USM共々、これからも末永く付き合っていけそうです。
…なんかレンズの話してたつもりが、いつの間にか魔理沙祭りになってるし。
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